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GitHubことはじめ〜はじめてのプルリクエスト〜

こちらの記事の続きです。

awana1023.hatenablog.com

いよいよ、はじめてのプルリクにたどりつくまでの操作を行っていきます!

大まかな手順はこちら。

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1. リポジトリ作成

リポジトリとは、貯蔵庫のことです。 ここにソースコードなどを貯めていきます。

「New Repository」をクリックし、新規作成を行います。

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Repository Nameを設定します。 また、「Initialize this repository with a README」にチェックを入れておきます。 こうすることで、リポジトリのトップ画面にREADMEを設定できます。

公開範囲は、無料版の場合「Public(全世界に公開)」のみです。

有料版の場合は「Private(非公開)」も利用できます。

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「Create Repository」をクリックすると、以下のような画面になります。 これで自分のリポジトリが作成できました!

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2. リポジトリをフォークし、クローンする

フォークする

フォークは、共同開発など、編集対象のリポジトリが自分のものではない場合のみ行います。

リポジトリ右上の「fork」ボタンをクリックすると、 「自分のアカウント名/フォークしたリポジトリ名」というリポジトリが作成されます。

クローンする

クローンは個人開発でも共同開発でも行います。

ブラウザ上で「Clone or Download」をクリックします。 もし「Clone with HTTPS」が表示されている場合は、「Use SSH」をクリックします。

URLの右にあるクリップボードを押すと、URLがコピーされます。

ここからはターミナルでの作業になります。

以下のコマンドをターミナルで打ちます。

$ git clone 「コピーしてきたURL」

$ git clone git@github.com:awn-km23/test-repository.git

クローンが成功すると、cd [リポジトリ名]というコマンドが打てます。

$ cd test-repository

3. ローカルで編集する

各自好きなようにor必要に応じてファイルを編集します。 今回は、新規にhelloworld.rb というファイルを作成したとして進めていきます。

4. ブランチを切る

ブランチとは直訳すると「枝」です。メインのリポジトリに直接影響を及ぼさないよう、自分用の並行世界を作ります。

ちなみに、メインの枝にはmasterブランチという名前がついています。

ブランチを作成し、そのブランチをチェックアウトすると、並行世界に入ることができます。

例. rubyという名前のブランチ作成、そのブランチに移動する

$ git checkout -b ruby

5. 作成や変更を反映させる

$ git add helloworld.rb

このコマンドで、ファイルやディレクトリの作成・変更をインデックスに反映させることができます。

インデックス:コミットする前に、変更した内容を一時保存する場所

もし変更をかけたすべてのものをインデックスに反映させたい場合は以下のコマンドとなります。

$ git add .

ただしこのコマンドを使うときは、Gitでの管理対象としないファイルを指定する.gitignore を作成した後にすることをおすすめします。 gitignoreについてはこちら。

www-creators.com

6. コミットする

コミットする先はローカルリポジトリです。結果ではありません

コミット:ファイルやディレクトリの追加や変更をリポジトリに記録する操作

以下のコマンドで行います。

$ git commit

実行すると、コミットにメッセージを記載することを求められます。 自分がどんな変更をしたかわかるように、書いておきましょう。

7. リモートリポジトリにプッシュする

$ git push origin ruby

ローカルリポジトリにかかった変更を、GitHub上のリモートリポジトリに反映させます。 originの後は自分が現在チェックアウトしているブランチ名を入れてください。

8. プルリクエスト作成!

プッシュを終えてGitHubのブラウザ画面に行くと、リポジトリにこんなものが表示されています。

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「Compare & Pull Request」をクリックします。

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タイトルとコメントを記入し、「Create Pull Request」をクリックします。

これにて、プルリクエストが作成されました!

9. プルリクエストを受けてマージする

「Merge Pull Request」をクリックすると、masterブランチに今までの変更が反映されます。

複数人で開発を実施している場合は、この前に他の人からコードのレビューを受けたり、確認してもらったりしてください。 レビューを担当した方が「この変更でOK!」と確認できたら、「approve」を送ってくれるはずです。

approveの直訳:認める、賛成する

approveをもらえたらマージしましょう。

これにて一通りのGitHub操作は完了です!

おわりに

GitHubを初めて本格的に触ったころは、次々現れるカタカナに苦戦した覚えがあります。

しかしそれから1週間も経たずに、一連の流れはマスターでき、今ではすぐにプルリクエストを作れるまでになりました。 (ただしコードの出来は...聞かないでください)

本当に初心者!という方はこの本をおすすめします。 GitとGitHubについて、非常にわかりやすく解説されています。わたしも読みました。

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

それでは、たのしいGitHubライフを!