Bubble Bath

野球が好きすぎる女子インフラエンジニアのBlog

「いきなり1on1」を受けてきました。

こんにちは、あわなです。

先日、いきなり1on1というものを受けてきました。

いきなり1on1とは?

いきなりステーキをサシで食べること

...ではなく、

知らない人 / ほぼ知らない人相手に1on1を実施すること

です。

いきなり1on1の創始者nitt-san(@nitt_san)のこちらの記事に詳しく書かれています。

nitt-san.hatenablog.com

そして今回、nitt-sanの1on1を受けてきました。

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実録!いきなり1on1

場所はいきなりステーキ...ではなく、都内の某デニーズ。

ご対面

実は今回、nitt-sanとは初対面。 厳密には同じイベントに参加したこともありますし、エンジニアの登壇を応援する会のSlackなどでは絡みがあったのですが、直接お話しするのは初めてでした。

19時開始でおなかもすいていたので、食事を注文します。ドリンクバーつき。

ヒアリングシート記入

いきなり1on1にはヒアリングシートが用意されています。 記入内容は以下の通り。 これを、食事を待つ間に記入します。

* 名前
* 仕事
* 趣味

* 最近気になっていること
* 最近うまくいったなと思ったこと
* 最近うまくいかなかったなと思ったこと
* 今困っていること
* 目標と達成状況

仕事のこと、プライベートのこと、なんでも構いません。とにかく書いていきます。 わたしはいきなり「最近気になっていること」に「今年の阪神は優勝できるのか」と書いて、nitt-sanを困らせてしまいました...。すみませんでした...。 ところで今年の阪神は優勝...とは言わないからせめてAクラスにはいってほしい

全てを記入後、下5つに「優先度」をつけます。どれから解決したいかです。

本題

運ばれてきた食事を食べ終わったら1on1開始です。腹が減っては1on1はできぬ。

ヒアリングシートに記入した結果、今回は以下に記す2つをメインに1on1することになりました。

その1.「自分はエンジニアに向いているのか」

現在わたしはインフラエンジニアとして働いていますが、なんだかエンジニア向いていないのでは?と感じることがたまにありました。 そして、「君、エンジニア向いてないよ」と言われたことも一度じゃなく複数回あります。

このような状況で、今後のキャリアに悩んでいました。


1on1では、

  • そもそも「向いている」とはどういう状態?
  • そもそも「エンジニア」の定義とは?

という、ことばの部分の分析から始まりました。まさに自分の思ってもいなかった分析です。

「向いてる/向いてないなんて、気にしなくてもいいんじゃない。エンジニアの定義も、向いてる/向いてないの定義も、人それぞれなんだから。」

という言葉に、救われました。

その2. 「プライベートのタスク管理がうまくいかない」

2月はそもそも仕事が繁忙期(そこそこ)であったことと、 技術書典の寄稿のしめきり、イベントでのLT、などが重なり、 ブログも読書も個人開発(的な何か)も資格の勉強も全然進まない...という苦しい状況でした。

「あれ、自分いまの段階でどこまでできてんだっけ?」となることも多かったです。


そもそも「締め切り駆動であっても、完遂自体はできている。その時点ですごい」と、よわよわメンタルを励ましていただきました。ありがとうございます。

この状況をどう解決すればいいんだろう。

最近うまくいっていることに、「仕事でのチームスクラムを本格的にやり始めてから、自分の仕事がうまくいきだしている」と書いていました。 チームスクラムでうまくいくようになったのは、自分の持ちタスクを可能な限りホワイトボードの限界まで細分化するようになってから。

ということは...?

家でもやってみればいいのでは...?

となったのです。

ここに、ひとりスクラム爆誕です。

アクション

なんとアクションをしました

1on1終了時点で21時。

近所のダイソーが22時まであいていることを思い出し、デニーズを出たその足でダイソーへ。

そして、自分専用スクラムボードを作るため、

  • ポリエステルボード
  • ふせん2種
  • フォトフレーム

を購入して帰り、帰宅後そのままスクラムボードを作りました。

これで、自分のタスクややりたいことが可視化されました。

自分はいかに欲張りでやりたいことだらけだったんだろう。ボードに収まりきらないぐらい、やること・やりたいことがたくさんありました。 自分の限界を、知らず知らずのうちに見誤り、見失っていたのです。

物理の限界と自分の限界を考え、「しめきりが決まっているもの(例:LT、寄稿)」を優先してボードに貼り、スクラムボードを完成させました。 スプリント周期は会社にあわせようと考えましたが、2週間だとしめきりがあるタスクの予定見直しが難しくなると考え1週間に。

月曜日にスプリント開始→金曜日までにできるだけタスクを消化→土日はタスク消化しつつ、今週のふりかえりと来週のプランニングを実施

という流れです。

とりあえず、1ヶ月続けてみようと思っています...が、開始1週間もたたずにボード自体の物理の限界がやってきました...。 押しピンを側面に打って、テープでひもといっしょに止めているのですが、すぐに外れてしまう...。 ボードの強化を検討中です。

感想

  • 深掘りがすごい

自分では考え付きもしなかったような、「Why」や「What」の深掘りが、nitt-san側から次々と提示されてきました。

  • グラレコがすごい

最近巷で噂のグラフィックレコード、略してグラレコ。 話を聞きながら、内容を文章だけでなく図や絵も使ってリアルタイムにまとめていくものです。 グラレコ、やってみようかな。

まとめ

いきなり1on1を受けて、自分のもやもやがかなり晴れました。 いきなり1on1はいいぞ!

今回1on1を実施してくださったnitt-sanのブログ記事はこちらになります。

nitt-san.hatenablog.com