Bubble Bath

野球が好きすぎる女子インフラエンジニアのBlog

2年半勤めたメーカー系SIerを退職しました

この記事は #しがないラジオ Advent Calendar 9日目の記事です。

adventar.org

shiganai.org

昨日の担当はさっぴー川原さん。 数日前に特定派遣の退職エントリがすごいバズってましたね。

kawahara-ci.hatenablog.com

しがないラジオの正式名称は

SIerのSEがWeb系エンジニアに転職したら楽くて仕方がないラジオ

ということで、 SIerの退職エントリ的なアレを書きます。

わたしは2018年7月に、メーカー系SIerを退職しました。

そもそもメーカー系とは

SIerには大きく分けて3つあります。

  • ユーザー系
  • メーカー系
  • 独立系

わたしは新卒で、メーカー系のSIerに入社しました。

違いについては、この記事に詳しくまとまっています。

march-syukatsu.com

SIer志望理由

実はわたしは、大学4年の夏まで就活をしていませんでした。大学院に行くつもりだったからです。

しかし、その夏、

院試に落ちました。

どうする?いますぐ就活する?来年就活する?別大学の冬入試受ける?院浪する?

あまり考えずにわたしがだした答えは、

すぐに就活をはじめる

ことでした。 来年春からの進路を、早めに確定させたかった。

情報工学科だし、IT企業のエンジニアがいいんじゃないか?それならSEかな?

みたいな軽い考えで、IT業界のSE中心に選考を受け、内定を頂いたSIerに入社することにしたのです。

入社して

わたしの入社した会社はかなり大きく、典型的な日本の大企業でした。しっかり年功序列でした。

研修

新卒の同期は200人ほど。まとめて3ヶ月間研修を受けます。

研修のとき、「同期は大切。一生モノ。絆を深めておくように」と散々言われました。 同期でイベント企画して実行しろとも言われて実際にやりました。しかも飲み会オンリーはダメという縛りがあり、ボウリングやらカラオケやらを組み合わせたりしました。最後には小さなクルーズ船貸し切ったり。終わったら写真付きで報告書提出です。 ちなみに会社からやれと言われたものの、費用の補助などは一切ありませんでした。

今思えば、ある種の囲い込み・人材流出阻止だったのでしょう。 ただ、同期との仲の良さと会社への帰属意識は、完全に別物です。

配属

まず言っておきます。

大企業の配属はガチャです。

  • 勤務地
  • 仕事内容
  • 上司
  • 同僚
  • 残業時間
  • 忙しさ
  • 職種

基本的に、選べません。 配属面談である程度希望を聞かれはしますが、すべてが叶うなんて思ってはいけません。

縁もゆかりも無い土地に飛ばされる同期や、SE希望なのに営業などの別職種になる同期も一定数いました。

そして、

大手SIerの社員でも、SES的な働き方をさせられることがある。

わたしのいた会社は、

  • 自社開発
  • 親会社常駐
  • 客先常駐

いずれもある会社でした。

もちろん花形は自社開発なので、ホームページなどには自社開発案件がたくさん並んでいます。

そしてわたしの配属先は、客先常駐がメイン、たまに親会社案件(親会社に常駐)の部署でした。

しかも、もともと自社配属だったにもかかわらず、配属2日目に常駐を告げられました。

自社開発できる同期が羨ましかった。


親会社に常駐して「子会社のくせに」的な目で見られたりするのはよくあること。

常駐先の社員と常駐している社員で待遇が違ったり。

  • 客先では私用スマホを使ってはいけない
  • 常駐者は入館カードが共用。カードが足りなくなったらトイレに行くことも出来ない
  • 常駐者は客先にゴミを捨ててはならない

これでもごく一部です。

自分の部署も、まあアレでした。

  • 2月に現場に配属されたところ、年度末ということで経費が凍結され、ディスプレイを買ってもらえない
  • 若手はわたしと1年下の子だけ。残りは全員おじさん。(1年下の後輩もすぐに辞めた)
  • おじさん達からは「いまさら転職なんでできない諦めムード」が出ている
  • 残業代で稼ごうとするおじさん達
  • そのおかげで若手は先に帰りづらい
  • 仕事してないおじさんがいる
  • というか課長が仕事してない

たくさんありますが、文句垂れると愚痴になるのでやめておきます。

転職を決意した理由

  • 成長できないと感じた

配属されてもコーディングは一切やらない。

ただしスクショ芸人的な作業はしっかりある。

使う技術もレガシーなものばかり。 自社製品の知識はたくさん身につくけど、それじゃ社外に出たときの価値はない。

数年働き続けて待っているのは、予算管理や偉い人へのお伺いといったお仕事。

こんなのエンジニアじゃない。 わたしの思い描く将来像じゃない。

いまやりたいのは、もっと技術をつけること

  • 管理の杜撰さを見た

遅刻にはやたらめったら厳しい(電車遅延もアウト)くせに、残業には無頓着。

残業前提の工数管理。

部下の案件契約形態を把握していない。「準委任っぽいの」とかいっておいて実は請負でした、なんてこともありました。

管理職が管理できてない。

ここに日本の大企業の年功序列が色濃く出ているように感じました。

どんなに無能でも、長く在籍だけしていれば偉くなっていく。仕事はできなくても構わない。

こんな将来、わたしはいやだ。

そして、わたしは逃げるように、SIerを辞めました。

SIerで良かったこと

ここまで散々愚痴や不平不満のようなことを話してますが、良かったことだってあります。

  • 同期とのつながりができた

同期がとにかく多く、いっしょに研修を3ヶ月受けるので、同じクラスの(相性の合う)人とは仲良くなれました。

わたしは同期の中ではかなり早く退職しましたが、いまでも何人かとは繋がりがあります。遊んだり飲んだり。 たまに「俺も転職したい」みたいな相談を受けたりします。

  • プロジェクトの進め方を知れた

運良くプロジェクトの立ち上げ時期から本番稼働まで携われた案件がありました。

そこで立ち上げから受注、稼働までのひととおりの工程や進め方を知ることが出来たのは良かったと思っています。 常駐先は家から片道1時間半でしたが。

転職してみて

楽しくて仕方がない!!

新しい技術のキャッチアップ、エンジニア界隈とのつながり、アウトプット、どれもが楽しいです。

転職したてのころは、自分の知識のなさに愕然とすることも多かったです。

自分はなにもできないちっぽけなSEでしかなかった。 それに早めに気づけてよかった。

転職してからの話は、またの機会に書こうと思っています。

さいごに

SIerからwebに転職し、無事しがないライフを手に入れたということで…

来年

しがないラジオに出ます!!!

収録もだいぶ先、公開もだいぶ先ですが、公開された暁にはぜひお聴きくださいませ('ω')

明日はえびちきさんです。おたのしみに!

AWS最新情報を総ざらい!ClassMethod re:Growth@東京 2018に行ってきた #cmregrowth

12/5に、株式会社クラスメソッドさん主催の「CM re:Growth @東京 2018」に参加してきました。

dev.classmethod.jp

会場は目黒のAWS Japanさん!最近できたきれいなオフィスです。

業務でAWSを使っているので、Developers.IOにはいつもお世話になっております。

AWS re:Invent 2018」で発表された情報を短時間で把握できる!とのことで、 なんと100個以上も発表された新機能をざっくりおさらい〜!

ちなみにクラスメソッドさんは 60名体制 でラスベガスまで行ってきたそうです。すげえ。旅費合計おいくら万円かな

会場入口でre:Inventのノベルティが大量放出されていました。パーカー欲しかったけどわたしが会場入りした頃には売り切れてました。ざんねん。

ステッカーをいただきました( 'ω' )

AWS re:Invent でみるクラウドアーキテクチャの変遷

AWS Japanのエバンジェリスト、亀田さんのお話。 発表された新サービスたちを紐解いていきます。

この発表の間、スライドの横になんとリアルタイムでみんなの実況ツイートが流れていました。 togetterさんの協力のもと実現したそうです。すごい。

AWS Ground Station

人工衛星を管理する地上波のマネージドサービス。 しかし、そもそも人工衛星持ってないと使えないそうで...

いや誰が持ってんねん人工衛星

AWS Outposts

AWSのテクノロジーをオンプレで使えるようになるサービス。 オンプレでもAWSと一貫性のあるクラウドインフラが使えちゃうよ!

Transit Gateway

過去にこんなものたちが発表されていました。

  • AWSリージョンを跨いだVPCの確立
  • Direct Connect Gateway
  • Time Sync Service : 全リージョンでの時刻同期

からの...?

複数アカウントで構成された複数のVPCやオンプレのNWを相互に接続できるように!

Global Accelerator

AWSグローバルネットワークを使って、複数リージョン向けアプリの可用性を向上しちゃいます。

個人的にアクセラレーターって名前かっこいいと思ってます。あ、カタカナにするとそうでもないや。

Resource Access Manager

AWSアカウント間でのリソース共有を実現。

地味とは言ってましたが...これはけっこうでかい発表では!

インスタンス

さて実際に自分が使う日はくるのか(t2.microフル活用の顔)

Lambdaのサポート言語が増えたよ

Rubyサポートしたよ!

Lambda Custom Runtimeを使えばCOBOLだって使えるよ!(ざわつく会場)

Firecracker

KVMベースのMicroVM。ちっこいVMをじゃんじゃか立ち上げられる。

なんと1サーバあたり150microVM起動可能!?すげえ!

個人的な感想

主にNWまわりのグローバル化、リージョン間の共有が進んでるかんじがしました。オンプレとクラウドの垣根を下げようとしてる感があるのもふまえると、大企業へのAWS導入もこれから進むのかも?

CM社員LT大会

ここからはクラスメソッド社員さんによる怒涛のLT大会。後半には大阪・福岡も繋いだ多拠点LTも実施されました。

持ち時間は7分、時間になるとCMビブラスラッパーズの手により強制終了です。 そして必殺技「続きはブログで」が発動されます。

ちなみにビブラスラップはこれ。

https://3.bp.blogspot.com/-Z6W2jsh3CX4/WaPv7Q1kLtI/AAAAAAABGQY/9sm3A48Z6T0L4mJKYE8_2K04K9LD2WhMgCLcBGAs/s400/music_vibraslap.png

菊池さん

AWS Global Networkの話。

リージョン間が接続できるのってやっぱつよいですよね。つよい。さいつよ。

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城岸(じょうがん)さん

DeepRacerとは? なんかすごいラジコン AI自動運転のミニカーです。

すでに実機を空輸中の人が会場にちらほらいました。すごい。

DeepRacerのレースも今後開催されるそうです。

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臼田さん

Security Hubのおはなし。 いろんなセキュリティ情報をまとめてチェックできちゃいます。

開始前から「話しました」ってタイトルで資料上がってましたね。笑

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岡さん

Lambda関連のアプデをご紹介!

わたしはまだLambda使ったことがないのですが、これから使ってみようかな?

ちなみに、4人目にして初めてビブラスラップ砲が回避されました。

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千葉さん

えんぷらがどっかーん担当の方。

Resource Access Managerの話です。

サービスアクセスのための障壁を取り除こう!ブロックじゃなくてガードレールを!

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中山さん

Fix for Windowsファイルシステムの話。

DFS(分散ファイルシステム)に対応しているとか。

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諏訪さん

Amplify Consoleの話。

( 'ω' )あん ( 'ω' )ぷり \( 'ω' )/ふぁいっ!

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西村さん@大阪

ここから3拠点同時接続LT。

スライド作りすぎたんで飛ばします!!と言って最初の30枚ぐらいをすっとばしていきました。

中身はIoT新サービスについて。SiteWise、Things Graph、Eventsなどなど。

すっとばされた30枚もブログ記事で覗けます。

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濱田さん

Keynoteにコンテナっぽいのないじゃないか!Lambdaにもってかれとるやんけ!

との悲痛な叫びから始まる、Cloud Map と App Mesh の話。

App Meshはフルオープンで、GitHubで公開されているとのこと。

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平川さん@福岡

面白かったセッションを紹介、とのことで、Zocdocのセキュリティの話。

Zocdocとは:医療検索・予約のオンラインサービス。2017からAWSで稼働。

AWS導入によって、セキュリティのリスクを根本解決できているそうです。

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大栗さん

大グリ大トリです。

やばい!会場完全撤収まで時間がない! ということで、超絶早口LTが発動。

リージョン間DRがお手軽にできるAurora Global Database。 Aurora独自のレプリ方式で、高速で性能影響が少ない。

dev.classmethod.jp

一番最後だからなのか、まさかのビブラスラップ完全無視で最後まで突き進んでました。笑

これにて怒涛のマシンガンLTはおしまい〜!

イベントに参加して

re:Invent期間中、日本にいたわたしは

寝て起きたらなんかいろんなサービスがAWSから発表されてる

状態で、サービスが多すぎてわけがわからないことになっていました。

このre:Growthで、まとめて新サービスたちを知ることができてよかったです。 AWSを扱うインフラエンジニアとして、これから新サービスも使っていきたいですね。

来年はre:Invent現地に行きたい。金と時間ください

クラスメソッドさん、会場提供のAWS Japanさん、ありがとうございました!

re:Inventまとめはこちらから!

classmethod.jp

LTされたクラスメソッドの社員さん全員が24時間以内にブログにスライドとレポートあげてるのすごい。

MFで働くインフラエンジニアの日常を紐解いてみよう

この記事はMoney Forward Advent Calendar 5日目の記事です🎄

adventar.org

今日はインフラエンジニアのくりまおが担当します🙆

Twitterやブログetcはあわなという名前でやっております。栗と粟って漢字似てるよね?ね?

昨日のAdvent Calendar

昨日の記事はこちら!エンジニア4geru氏のIoT入門です。4geruだから4日を確保したとか。さすが。

qiita.com

わたしは今年8月入社なので、まだエンジニア合宿(6月開催)に行ったことがありません...来年が楽しみです!!

エンジニア合宿の様子についてはこちらにまとまっています。行きたい(うずうず

moneyforward.com


さて、アドベントカレンダー5日目の今日は、社内唯一の女子インフラエンジニアくりまおが、インフラエンジニアの日常について話します('ω')

⚠️この内容はインフラエンジニア歴5ヶ月の筆者の完全なる主観です。ちなみに女子要素はありません。

インフラエンジニアってなにしてるの?

  • 安定したサービスの運用・提供
  • クラウド化を進める

2本柱は主にこれです。

安定したサービスの運用・提供

これはどの会社のインフラでもそうだと思うのですが非常に大事なことですね。もちろん弊社でも大事にしています。

万が一システムになにかあれば(もちろんないのが一番ですが)早急な復旧に努めております。

システムのクラウド

最近流行りのパブリッククラウドAWSGCPは弊社でも使っています! 徐々にクラウド化をすすめていますが、まだまだオンプレも元気です。 オンプレにはオンプレのいい面だってあるのです。

将来的にどうなっていくかは...秘密です^ω^

知りたい人はこちら

コードって書くの?

書きます。

いわゆるインフラのコード化・構造化ってやつです。

いま現在ひーひー言いながらterraformコード書いてます。 コードに疲れたのでこの記事書いてるなんて言えない

入社前にはインフラをコードにする概念すら知らなかったので大変です。でも頑張っております。

他にも、今まで手動でやっていた作業(アカウントの作成など)をスクリプトAPIで自動化したりなど、インフラエンジニアもコードを書く場面はたくさんあります。

わたしも現在Rubyを勉強中です。もっと自動化したい!

早速とある作業を自動化しようと思ったらそもそもAPI提供されてなくて泣いたのはここだけの話

インフラチームの雰囲気はどんなかんじ?

社内一賑やかで明るいチーム

(だと思っています)

リーダーはじめ、メンバーの半分が関西人です。わたしもです(兵庫県出身)

デスク(とSlack)で 騒ぎながら カジュアルに議論や話し合いをしつつ仕事してるメンバーが多いです。 最近席替えによって一つの島になり、さらに活発化しています...笑

もちろん集中するときは集中して仕事に取り組みます。

インフラエンジニア、楽しいですよ( v 'ω' )!

これからなにするの?

アプリエンジニアとインフラエンジニアの垣根は、これから徐々になくなっていく。

わたしはそう思っています。 特にパブリッククラウドの登場以降、その機運が大きくなってきていると思います。

これはわたしがRubyを勉強している理由のひとつでもありますし、もう「インフラエンジニアに開発スキルは必要ない。」なんて言えなくなってきています。

フルスタック...とまではおこがましくて名乗れないけど、それに近いところまで自分のスキルを高めたい。

「スピードと安全性を両立させた "攻める" インフラチーム」 (採用サイトより引用)

これを目指して、日々やっていきたいと思います!

次回予告

明日は辻修平くんの担当です。おたのしみに!

#everyoneoutputer ができるまで

この記事は Everyone Outputer Advent Calendar 1日目の記事です。

adventar.org

記念すべき #everyoneoutputer 初のアドベントカレンダー1日目は、「このコミュニティができるまで」について書きます。

野球の話はまたの機会に

ことのはじまり

Everyone Outputerとは、技術書典5で頒布された「セイチョウ・ジャーニー」という本の第3章「マヨイ・ジャーニー」に登場する架空のコミュニティ。

……だったはずでした。

え?セイチョウ・ジャーニーって何ですか、って?

そんなあなたはこちらへ!!

booth.pm

完全なる発端

技術書典5終了後、「マヨイ・ジャーニー」著者であるVTRyoさんがなんと 架空のコミュニティを現実世界にデプロイ します。

everyone-outputer.connpass.com

名乗りをあげる

ちょうどその頃、アウトプットの幅を広げたかったわたしは名乗りをあげます。

捕捉される人々

Aizackさん

一瞬にしてVTRyoさんに捕捉され、主催に加入。 すごいなTwitterの世界。

くろたろうさん

twitter.com

わたしとほぼ同時期にSIerからWeb系に転職し、しがないライフを満喫されている方を釣りました。快諾ありがとうございまーす!

イベント開催

主催メンバーで議論した結果、今年のうちにイベントを1つやる、という方向で進みました。

準備!準備!

転職LT主催であるVTRyoさん以外は、初めてのイベント主催。 Aizackさんに至ってはそれに初LTも加わります。

なにもわからない状態ですがやることは山積み。

  • 会場確保、人数決定
  • タイムスケジュール
  • 懇親会
  • その他もろもろ

イベントページ公開

10/22にイベントページを公開。(主催メンバーで酒を飲みながら)

everyone-outputer.connpass.com

直前の転職LT#3にて、「夜中に公開と同時に募集開始したら朝にはほぼ埋まっている」事態が発生したため、10/24の12:00を募集開始に定めました。

そしたらなんと……

LT枠が開始1分で瞬殺

あわな→( ゚д゚)ポカーン

発表者のおひとり、hekitterさんに至っては11:59に職場のトイレで待機していたそうです…

予想以上の反響でした。 あとから1枠LT増やしました。 今回LTできなかった皆様、申し訳ありません…。次回以降お願いいたします!

いよいよ当日

準備をあれこれしているとあっという間に当日。

緊張の面持ちで迎えました。

みんなちゃんと来てくれるだろうか...?

結果、そんな心配は杞憂に終わり、イベントは盛り上がりました!よかった! 自分の主催したイベントで反響があるのエモいですね。泣きそうになる。

至らなかったところも多かったですが、参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!

反響

参加された方がレポートしてくださっています。

へきったーさん

note.mu

しんくうさん

shinkufencer.hateblo.jp

みずりゅさん

mzryuka.hatenablog.jp

ゆめちさん

namonakimichi.hatenablog.com

FORTEさん

fortegp05.hatenablog.com

@長岡さん

ih6109.hatenablog.com

kabukawaさん

kabukawa.hatenablog.jp

てぃーびーさん

tbpgr.hatenablog.com

今後の予定

Everyone Outputer、まさかイベントを1回やっただけで終わるわけにはいきませんよ?

次回イベント

2019年初旬に次回イベントを予定しています!!

そのほか

イベント以外の活動も予定しています。乞うご期待!

明日のアドベントカレンダーは主催のひとり、Aizackさんです!

twitter.com

AWS AMIの共有→コピーでハマった話。

検証環境でEC2の構築が終わったので、AMIにして本番環境にもっていきたい。

このように、アカウント間でAMIを共有し、共有先でAMIをコピーしたいとき。

簡単にできるものだと思っていましたが、意外とハマってしまったので、その方法を説明します。

https://4.bp.blogspot.com/-YhtXKhx5-CM/WR_KiDM7kmI/AAAAAAABEXM/GXAsRRoRJl0ztmis7bt2lQy183zfb4stwCLcB/s400/business_jouhou_koukan.png

間違った方法

⚠️わたしは普通にこうやってハマりました

共有させたいAMIを選んで「アクション」→「イメージパーミッションの変更」

f:id:awana1023:20181122162935p:plain

共有先のアカウントIDを入力して「アクセス許可の追加」→「保存」

共有先のアカウントに移動し、AMI検索窓の左の「自己所有」をクリックして「プライベートイメージ」を選択

共有したAMIが表示されるので選択して「AMIのコピー」 リージョン選択していざコピーしようとすると f:id:awana1023:20181122164550p:plain こんなエラーが出ます。

アクセス許可はつけたはずなのに...?

原因

AMIと紐づくEBSボリュームへのアクセス権がない

アクセス許可はAMI自体だけではなく、EBSボリュームにも与えないといけないわけです...!

正しい方法

共有設定時に、

パーミッションを作成するときは次の関連付けられたスナップショットに "ボリューム作成" パーミッションを追加する:」

にチェックを入れる。

(一度失敗して共有設定をやり直す場合、いったん設定を消してからやりなおしてください)

もしくは

表示されているスナップショットのIDをスナップショット一覧から検索し、そちらに「権限の変更」から共有設定をする。

このいずれかを行うと、共有先でAMIのコピーが可能になります!

簡単なことのはずですが、意外と落とし穴になっている気がします。(実際わたしはこれで半日潰した)

おすすめAWS参考書

現在AWSを仕事で使っていて学習中なので、読んでいる参考書を紹介します。 AWSを広く浅く理解するにはうってつけの参考書だと思います。

Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)

Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)

GitHubことはじめ〜はじめてのプルリクエスト〜

こちらの記事の続きです。

awana1023.hatenablog.com

いよいよ、はじめてのプルリクにたどりつくまでの操作を行っていきます!

大まかな手順はこちら。

f:id:awana1023:20181116013803p:plain

1. リポジトリ作成

リポジトリとは、貯蔵庫のことです。 ここにソースコードなどを貯めていきます。

「New Repository」をクリックし、新規作成を行います。

f:id:awana1023:20181116002941p:plain

Repository Nameを設定します。 また、「Initialize this repository with a README」にチェックを入れておきます。 こうすることで、リポジトリのトップ画面にREADMEを設定できます。

公開範囲は、無料版の場合「Public(全世界に公開)」のみです。

有料版の場合は「Private(非公開)」も利用できます。

f:id:awana1023:20181116003441p:plain

「Create Repository」をクリックすると、以下のような画面になります。 これで自分のリポジトリが作成できました!

f:id:awana1023:20181116003530p:plain

2. リポジトリをフォークし、クローンする

フォークする

フォークは、共同開発など、編集対象のリポジトリが自分のものではない場合のみ行います。

リポジトリ右上の「fork」ボタンをクリックすると、 「自分のアカウント名/フォークしたリポジトリ名」というリポジトリが作成されます。

クローンする

クローンは個人開発でも共同開発でも行います。

ブラウザ上で「Clone or Download」をクリックします。 もし「Clone with HTTPS」が表示されている場合は、「Use SSH」をクリックします。

URLの右にあるクリップボードを押すと、URLがコピーされます。

ここからはターミナルでの作業になります。

以下のコマンドをターミナルで打ちます。

$ git clone 「コピーしてきたURL」

$ git clone git@github.com:awn-km23/test-repository.git

クローンが成功すると、cd [リポジトリ名]というコマンドが打てます。

$ cd test-repository

3. ローカルで編集する

各自好きなようにor必要に応じてファイルを編集します。 今回は、新規にhelloworld.rb というファイルを作成したとして進めていきます。

4. ブランチを切る

ブランチとは直訳すると「枝」です。メインのリポジトリに直接影響を及ぼさないよう、自分用の並行世界を作ります。

ちなみに、メインの枝にはmasterブランチという名前がついています。

ブランチを作成し、そのブランチをチェックアウトすると、並行世界に入ることができます。

例. rubyという名前のブランチ作成、そのブランチに移動する

$ git checkout -b ruby

5. 作成や変更を反映させる

$ git add helloworld.rb

このコマンドで、ファイルやディレクトリの作成・変更をインデックスに反映させることができます。

インデックス:コミットする前に、変更した内容を一時保存する場所

もし変更をかけたすべてのものをインデックスに反映させたい場合は以下のコマンドとなります。

$ git add .

ただしこのコマンドを使うときは、Gitでの管理対象としないファイルを指定する.gitignore を作成した後にすることをおすすめします。 gitignoreについてはこちら。

www-creators.com

6. コミットする

コミットする先はローカルリポジトリです。結果ではありません

コミット:ファイルやディレクトリの追加や変更をリポジトリに記録する操作

以下のコマンドで行います。

$ git commit

実行すると、コミットにメッセージを記載することを求められます。 自分がどんな変更をしたかわかるように、書いておきましょう。

7. リモートリポジトリにプッシュする

$ git push origin ruby

ローカルリポジトリにかかった変更を、GitHub上のリモートリポジトリに反映させます。 originの後は自分が現在チェックアウトしているブランチ名を入れてください。

8. プルリクエスト作成!

プッシュを終えてGitHubのブラウザ画面に行くと、リポジトリにこんなものが表示されています。

f:id:awana1023:20181116012502p:plain

「Compare & Pull Request」をクリックします。

f:id:awana1023:20181116012647p:plain

タイトルとコメントを記入し、「Create Pull Request」をクリックします。

これにて、プルリクエストが作成されました!

9. プルリクエストを受けてマージする

「Merge Pull Request」をクリックすると、masterブランチに今までの変更が反映されます。

複数人で開発を実施している場合は、この前に他の人からコードのレビューを受けたり、確認してもらったりしてください。 レビューを担当した方が「この変更でOK!」と確認できたら、「approve」を送ってくれるはずです。

approveの直訳:認める、賛成する

approveをもらえたらマージしましょう。

これにて一通りのGitHub操作は完了です!

おわりに

GitHubを初めて本格的に触ったころは、次々現れるカタカナに苦戦した覚えがあります。

しかしそれから1週間も経たずに、一連の流れはマスターでき、今ではすぐにプルリクエストを作れるまでになりました。 (ただしコードの出来は...聞かないでください)

本当に初心者!という方はこの本をおすすめします。 GitとGitHubについて、非常にわかりやすく解説されています。わたしも読みました。

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

それでは、たのしいGitHubライフを!

転職LT#3で人生初LTしてきた話。LT準備から本番まで。#jobchanger

11/7に開催された転職LT#3にて、人生初のLTをしてきました。

ex-sier.connpass.com

https://3.bp.blogspot.com/-Ur4Zt1qoCQA/WMo8-RRujxI/AAAAAAABCpI/5ZtpNwjoZyMGith2R_DN-nV8rzCKQpvXgCLcB/s400/presentation_pc_woman2.png

大事なこと

LT準備、本当に大事。

LT準備の成果が当日のLTの出来を左右すると言っても過言ではないです。

LTすることになったきっかけ

きっかけは、前回の転職LT直後の自分のツイートでした。 前回の転職LTには参加できなかったのですが、その直前にちょっと話してみたい的なツイートをしたところ... 主催者であるVTRyoさんからリプが!

お声掛けいただき、事前立候補枠としてLTすることとなったわけです。

最初参加者60人って聞いてたのに増枠で100人になっててびっくり。

さて何を話そう

今年の8月に転職したので、その経験談を話すことは決めていました。

が、どの軸で話すかが決まらない。

というかLT初めてだし、LTの現場に参加したこともないし、勝手がわからない…

そこで勉強会に参加して実際のLTを聞いたり、「LTの準備の仕方」みたいなページを見て参考にしたりしました。

参加したのはJAWS-UG初心者支部です。

jawsug-bgnr.connpass.com

準備には主にこのQiitaページを参考にしたりしました。

qiita.com

いよいよLTの準備をする

準備大事!(2度目)

話す内容を整理する

まず何を話すか、紙に書き出していきました。 ここは紙でもPCでもスマホでもいいと思います。

わたしの場合は転職体験談を話すと決めていたため、

  • 転職前の話
  • 転職活動の話
  • 転職後の話

とおおまかに分け、話すことを決めていきました。

ここで大事なのは、とにかく書き出すこと。 これ話すのは微妙かな?と思っても書き出してみてください。 ネタをたくさん出した方が、後ほどのスライド作成がやりやすくなります。

そしてスライドを作る

話すことが決まったら、いよいよスライド作成です。

今回、初めてKeynoteAzusa Colorsを使いました。 理由はなんかLTっぽかったからです。他意はありません。 もちろんPowerPointでもGoogleスライドでも全然ありです。

更に大体いい感じになるkeynoteテンプレート「Azusa Colors」作った - MEMOGRAPHIX

今回気をつけたのは以下です。

  • 文字は大きく
  • スライドが寂しくならないよう、時々画像も使う
  • 1個ぐらいネタも入れたい
  • スライドに話すすべての内容を書かない(LTがスライドの読み上げにならないようにする)

練習する

せっかくスライドができても、持ち時間内におさめなければ意味がありません。

スライドの大枠が仕上がってから、家でぶつぶつとしゃべりながら練習していました。

コンテンツごとに時間を区切り、それに収まるようスライドの分量を調整していきます。 10分におさまらず、思い切ってスライドからカットした部分もありました。

レビューをもらう

Slackの「エンジニアの登壇を応援する会」にて、スライドのレビューを受けました。

そこで

  • スライドのマナー
  • コンテンツごとの分量の配分

などを指摘していただき、スライドに修正をいれました。

反省点は、レビューに出したのが直前すぎたことです。 次回のLTのときはもっと早く出す…!

ちなみに「エンジニアの登壇を応援する会」はこちらです

エンジニアの登壇を応援する忘年LT大会|IT勉強会ならTECH PLAY[テックプレイ]

忘年LT大会、わたしも登壇予定です!(ここぞとばかりに宣伝)

レビューはあったほうがいいです。 誰かいればお願いしてみましょう。 いなければ...エンジニアの登壇を応援する会へ!(また宣伝)

そしていよいよ当日

出番がやってくる

吐きそうなぐらい緊張していました。 Twitterでは「吐きそう」しか言っていなかった記憶があります。

ほらやっぱり。

会場に着き、接続確認を済ませます。

会場はこちら、株式会社プレイド様。

株式会社プレイド | データによって人の価値を最大化する

自分の番がくるまで緊張しながら待ちます。 自分より前のLTの記憶が全然ないぞ...

自分の番がきました

手も足もめちゃくちゃ震えていました。(実話)

こんなの初めてです。

でも1度始まってしまえばあとは終わりまで突っ切るのみ、 いつの間にか震えも消えていました。 ド緊張するのは最初だけと学びました。

発表を終えて拍手をいただくときがいちばん爽快でした!!!

懇親会

終わった後は懇親会! 今回、株式会社Carat様と株式会社DIVE INTO CODE様が飲食スポンサーとして協賛されており、 かなり豪華な寿司とピザをいただけました。すごい。

スポンサー様2社はこちらから。

株式会社Carat | すべての人をより輝かせる

DIVE INTO CODE | プログラミングスクール

懇親会で「LT良かったです!」「私も転職したいんです!」などと声をかけていただき、いろいろな方と仲良くなれました。 嬉しかったです。

発表資料

当日の資料はこちらです。

おわりに

今回初めてLTしてみて思ったのはこの3つ。

  • アウトプット大事だと感じた
  • またLTやってみたくなった
  • LTは準備が超大事(3回目)

LTすると、人前で話すことに慣れていけそうです。 今年はもうあと1~2回LTする予定です。 あれ?ハマっちゃってる??